木曽駒でテント泊をしよう
2016/7/30-31、木曽駒ケ岳で1泊2日のテント泊練習をしてきました!
去年山用のテントを買ったものの、まだ山では張ったことがありませんでした。
今年こそ山でテント泊に挑戦しよう! ということで、テント泊入門によさそうな山を調査。
木曽駒、燕岳、赤岳、北八ヶ岳、雲取山が候補に挙がり、私が千畳敷カールを見てみたかったのと同行者の意向で今回は木曽駒に決定。
今回は車で菅ノ台バスセンターまで行き、バスとロープウェイで千畳敷駅まで。
土曜の11時くらいにバスセンターにつくと、さすがに一番近い駐車場は満車。それでも2つ隣くらいのエリアに停めることができました。
1日目の天気は曇り。ロープウェイで上まで上がると広いカールが見渡せますが、いかんせん雲が…
2日目の天気に期待して登りはじめます。
今回は1日目で千畳敷駅からカールを登って乗越浄土へ、中岳を通ってキャンプ場へ。2日目で駒ヶ岳頂上へ行き、キャンプ場に戻ってテントを回収したら中岳を通って宝剣岳に登り、降りるというルートです。
かなり楽ちんコースで、2日通して7㎞ちょっとしか歩きません。
その中でも上りは初めの乗越浄土までの30分ちょいくらいです。
うーん、まっしろ
中岳を越えるとキャンプ場が見えます。
このとき雲がちょうど取れていて、夜の星空にも期待がかかります。
キャンプ場についてテントを設営。
キャンプ場には14時過ぎにつきましたが、この時点でもうそこそこいっぱい。3人でテントを張りましたが、1人は少し離れたところへ。
夕飯を食べていると、またしても雲が。
そして今まで何とか雨は降らずに持ちこたえていましたが、ここでついに降雨。慌ててテントにこもります。
この後23時頃に一度起きて外を見ましたが、残念ながら雲に入ったままでした。
明け方3時。
同行者に起こされて外を見ると、なんと晴れてる!
急いで写真を撮り、ヘッドランプに軽装で駒ヶ岳山頂を目指します。
このキャンプ場から山頂までの登りも、薄暗い中ヘッドランプで照らしながらで30分程度。とても近いです。
そして日の出!
早朝の山頂は結構にぎわっていました。
昨日があんな天気だったので、もしかしたら星も日の出もダメかもと思っていましたが、見事な景色が見られました。
山で日の出を見るのは富士山以外で初めてでしたが、独立峰と違うのは連なる山々に日が当たって赤くなるのを見られるところです。
2日目はまぶしいほどの晴れ!
キャンプ場も昨日とは印象が違います。
2日目は宝剣岳へ。私はここが初の鎖場。
ここに重い荷物を背負って行くのはちょっと怖かったので、ザックは宝剣山荘の前に置かせてもらいました。複数人の時はザックをまとめて細引きでぐるぐる巻きにしておくのがいいようです。
写真だと危なそうに見えますが、行ってみると足場も鎖もしっかりしていて、きちんと注意しながら歩けば大丈夫でした。
後ろは見事なV字谷!
宝剣岳から戻って一息ついたらカールを下ります。
日曜の午後ということでちょっと渋滞気味。
遊歩道には猿がたくさん。
そして快晴の千畳敷カール!
本当に絵葉書で見たままの景色!
今回初めてテントを背負って山に行きましたが、やっぱり10㎏を越えるザックは重いです。出発時はおそらく13kgくらいだったと思います。
最初の登りでは、ザックが重いのと空気が薄いのとで息は上がりますが、テント泊の練習地としては無理がなくいいところでした。
欲を言えばもう少し歩きたかったなーと思うくらいです。
近々涸沢に行きたいと思っているのですが、今年は日程的に厳しいかも…
もう一度くらいは今シーズンにテント泊したいところです。